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主語・主部を意識することで文法ミスをなくす【高校入試作文】

主語・主部を意識することで文法ミスをなくす【高校入試作文】

福岡県の公立高校入試には作文問題があります。60点満点中15点分が作文と配点が高いですが、きちんと練習をすれば誰でも満点を取ることができるようになります。

まずこの3つの文を読んでみて下さい。

① 私は、相手の立場になって考えることが大切だと思います。
② 相手の立場になって考えることが大切だと、私は思います。
③ 私が大切だと思うことは、相手の立場になって考えるということです。

意味は同じですが、①②に比べると③は文法ミスが発生する可能性が高いです。違いは主語(主部)の長さです。①②は主語(私は)になっているのに対して③は主部(私が大切だと思うことは)になっています。単純ですがそれが理由です。

高校入試当日は程度に違いはあれ誰しもが緊張状態にあります。主語ではなく主部にしてしまうことでミスが誘発されてしまいます。
先ほどの③を例にします。
「私が大切だと思うことは、相手の立場になって考えることが大切だと思います。」
このような文を書いてしまうことがあります。主部にしなければ仕方のない場合や国語力にかなり自信がある場合以外は、練習の時から意識的に①②のような文を作るようにしてみるとよいのではないでしょうか。

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