試験へのスタートダッシュ、早い方がよい理由答えられますか?
試験へのスタートダッシュ、早い方がよい理由、答えられますか?
高校入試へのスタートは早い方がよいと思いますか?それとも遅い方がよいと思いますか?
と質問すれば限りなく100%近くの人が早い方がよいと回答するのはないでしょうか?
(追い込まれた方が頑張れるから、と遅い方がよいと答える人もいるとは思いますが、メンタル的に追い込まれた方が頑張れるという事実はあってもそれは「遅くても大丈夫」というだけで決して遅い方がよいという意味にはならないと思います。)
では、なぜ高校入試へのスタートは早い方がよいのか理由を教えて下さい。と尋ねられたら何と答えますか?
スタートが早い方がたくさん勉強できるからといった回答が最も多くなるのではないかと思います。
確かにその通りだと思いますが今日はもう少し深く考えてみましょう。
設定)
A君→塾までの距離200m、普段は分速40mのスピードで塾へ
B君→塾までの距離800m、普段は分速40mのスピードで塾へ
普段通りであればA君は5分、B君は20分で塾に到着する計算になります。
では、いつも同じ時間に塾に到着しなければならないのに、もし何かアクシデントがあって出発が3分遅れてしまったらどうなるでしょうか?
A君は2分で200m進まなければならないので分速100mのスピードで移動しなければなりません。対してB君は17分で800m進まなければならないのでおよそ分速47mでの移動が必要になります。
A君・・・分速40m→分速100mなので2.5倍のスピード
B君・・・分速40m→分速47mなので約1.17倍のスピード
A君は出遅れを補う為の距離が短いので通常の2.5倍というかなりの負担がかかります。
対してB君は「いつもより少し急いでいくか」くらいのスピードでOKなので少ない負担で済みます。
公共交通機関などを使う場合でも同じことが言えます。
距離が遠く、乗り換えもある人の方が出遅れを補いやすい場合が多いと思います。
高校入試に向けて勉強を始めた日から入試当日までの期間を家~塾の距離と置き換え、考えれば「スタートは早い方がよい」となります。高校入試で失敗する可能性が高いのはA君の方です。家と塾の距離が近い、すなわち勉強をスタートした日から高校入試までの期間が短ければ短いほど、他の人よりも速いスピードで進まなくてはなりません。また、途中でアクシデントや大きな躓きがあったとき時間が足りなくなります。得意・不得意があり、躓くことがあるのは当たり前です。
すらら塾姪浜校も開校してまもなく丸7年になり、これまで多くの生徒を見てきました。
限られた、与えられた時間の中で最善を尽くすことが我々の仕事ですが「もっと時間があれば」と感じた経験はやはりあります。
部活など、スタートを遅らせる理由付けはいくらでもできますが絶対に合格したい志望校がある人や選択肢を多く持ちたい人はなるべく早くスタートラインに立つことをおすすめします。
ありがとうございました。
と質問すれば限りなく100%近くの人が早い方がよいと回答するのはないでしょうか?
(追い込まれた方が頑張れるから、と遅い方がよいと答える人もいるとは思いますが、メンタル的に追い込まれた方が頑張れるという事実はあってもそれは「遅くても大丈夫」というだけで決して遅い方がよいという意味にはならないと思います。)
では、なぜ高校入試へのスタートは早い方がよいのか理由を教えて下さい。と尋ねられたら何と答えますか?
スタートが早い方がたくさん勉強できるからといった回答が最も多くなるのではないかと思います。
確かにその通りだと思いますが今日はもう少し深く考えてみましょう。
設定)
A君→塾までの距離200m、普段は分速40mのスピードで塾へ
B君→塾までの距離800m、普段は分速40mのスピードで塾へ
普段通りであればA君は5分、B君は20分で塾に到着する計算になります。
では、いつも同じ時間に塾に到着しなければならないのに、もし何かアクシデントがあって出発が3分遅れてしまったらどうなるでしょうか?
A君は2分で200m進まなければならないので分速100mのスピードで移動しなければなりません。対してB君は17分で800m進まなければならないのでおよそ分速47mでの移動が必要になります。
A君・・・分速40m→分速100mなので2.5倍のスピード
B君・・・分速40m→分速47mなので約1.17倍のスピード
A君は出遅れを補う為の距離が短いので通常の2.5倍というかなりの負担がかかります。
対してB君は「いつもより少し急いでいくか」くらいのスピードでOKなので少ない負担で済みます。
公共交通機関などを使う場合でも同じことが言えます。
距離が遠く、乗り換えもある人の方が出遅れを補いやすい場合が多いと思います。
高校入試に向けて勉強を始めた日から入試当日までの期間を家~塾の距離と置き換え、考えれば「スタートは早い方がよい」となります。高校入試で失敗する可能性が高いのはA君の方です。家と塾の距離が近い、すなわち勉強をスタートした日から高校入試までの期間が短ければ短いほど、他の人よりも速いスピードで進まなくてはなりません。また、途中でアクシデントや大きな躓きがあったとき時間が足りなくなります。得意・不得意があり、躓くことがあるのは当たり前です。
すらら塾姪浜校も開校してまもなく丸7年になり、これまで多くの生徒を見てきました。
限られた、与えられた時間の中で最善を尽くすことが我々の仕事ですが「もっと時間があれば」と感じた経験はやはりあります。
部活など、スタートを遅らせる理由付けはいくらでもできますが絶対に合格したい志望校がある人や選択肢を多く持ちたい人はなるべく早くスタートラインに立つことをおすすめします。
ありがとうございました。